Life Style | Yadokari

築150年の古屋敷に縁あって改修しながら10年間住むことになりました。その暮らしを紹介する宿借日記です。
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河北建設の大工さん

この古屋敷に関わってくださった助っ人の人々をこれから紹介していきたいと思います。

住める状態になったのは、プランを描いてくれた松田さん
それを形にしてもらった河北建設の皆さんです。
築150年の屋敷の改修工事なので、しっかりした大工さんがいるところが良いだろうと
松田さんが探してくれました。社長まで下見に来られてこの屋敷の造りを見られていました。
社長も昔は大工さんだったので、この屋敷の改修に快く乗ってもらえたんだと思っています。

現場の大工さんは第一・第二工事でそれぞれ一人づつ。鳥飼さんと志岐さん。そして監督の谷川さん。
鳥飼さんは、とにかく仕事が早く黙々とされます。歪んだ建物にあわせて
床を貼ってくれたり、隙間をうめてくれたり、細かいところまであっという間に仕上げられました。
志岐さんは、作業台を作られて、板を切るにも丸鋸にちゃんと当てる道具を使われたり、
墨を引いて棚を作られたり丁寧にされれました。第二期工事のときは僕も壁塗りや掃除をしていたので、
様子をちょこちょと覗きに来られアドバイスをくれました。
性格が違う大工さんですが、作業を観察するのは本当に楽しかったです。
専務に後で話を伺うと、このお二人が河北建設のメイン大工だったそうで、
本当に良い方に見てもらったんだなぁと嬉しくなりました。

最近はプレカットといって、材木をある程度工場で形に仕上げ現場で組み立るのが主流なので、
墨を引いてその場で造れる大工さんがいなくなっているそうです。
監督の谷川さんも頻繁に現場を見に来られ遅れのないように目を光らせてくれてました。
左官さんとも話したときに、谷川さんのように現場をみる監督は今は少ないらしく、
大手ハウスメーカーの現場との違いなども色々と事情を聞くことができました。
一連の改修を見ていたのですが、関連の業者さん同士皆さん仲が良く、
現場の雰囲気も良かったのがすごく印象的でした。
皆さん、本当にありがとうございます!


大工の鳥飼さん。手のひらがすっごく硬くビックリ。ザ・大工です。


僕らが帰るそぶりをすると「もう帰ると〜?」と聞く志岐さん。フムフム寂しがり屋とみた(笑)。


監督の谷川さん。現場でいろんな相談をさせてもらいました。

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