季の握りー菊鮨より自信を持っておすすめする出前ができました。
大将の瀬口さんが、江戸の屋台鮨の写真を見せて
「自分は、昔の江戸前鮨を自分の技や感覚でもって現代に表現したい」と話されました。
その旬の魚を一番美味しい方法で握る出前のお鮨です。
一般的な寿司桶ではその美味しさが伝わらないので、菊鮨オリジナルの鮨箱を作る事に。
色々な木箱を検証していった末、八女で木工をされる関内潔さんへ行き着きました。
瀬口さんと二人で工房を訪ね、関内さんのお仕事や考え方をに触れ、
瀬口さんも出前鮨に対する思いを伝える中で、 良い鮨箱だ出来ることを傍らで眺めながら予感しました。
（まだ見積もりも出ていない段階で気が早いですがw）
こちら側からデザインの指定などはせず、関内さんにおまかせで作ってもらいましたが、
出来上がりは、本当に鮨を引き立たせてくれるおもてなしの箱で、
関内さんの仕事の進め方、取り組み方にも非常に感銘を受けました。

出前は残念ながら、春日市と大野城市に限られるのですが
菊鮨渾身の「季の出前」を、家族が揃う日や大切なゲストを迎えるときなどに
使って頂けたらと思います。

菊鮨「季の出前」
〈盛込み一段〉四人様　18,000円・〈盛込み二段〉六人様　25,800円（税別）
出前の注文窓口 ☎ 092-575-0718（菊鮨）

菊鮨の空間づくりも福岡書芸の鶴長が先月から行っています。

 
鮨箱制作＿関内潔
空間コーディネート＿鶴長不二美
ディレクション・撮影・DMデザイン＿前崎成一
Jul. 2013