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和して同ぜず
亡き祖父の書斎の写真は、元旦に撮ったものです。
2年前の元日は食事を片付ける中、酔っ払って祖父と二人語り合っていました。
途中口論にったものの終わりには仲良く握手で別れて、それっきり。
祖父とは考えが合わず反発することも多かったのですが、
急に逝ってしまったので、心にぽっかりと穴が空いてしまって
思いの外それが大きくて自分でも驚いてました。
今年もみんなの片付けを横目に、
僕だけお酒を飲みながら何気なく本棚にあった2015年の日記帳を読んでいると
その時の事が記されてありました。厳密にはそのことしか書いてなかった。
お酒のせいもあって思わず涙が出ました。
そして日記の最後に「和して同ぜず」という論語が。
引っ越してからここ数年、人に良い顔をしようと安易に引き受けたり
調子を合わせたりして、あとあとしんどくなって迷惑をかけたりしたことも
経験してきたので、ズッシリきました。
もっと、優しくそして強く生きなくては。
2017年元日