福岡市文化芸術振興財団（以下FFAC）から発行されるアート情報誌「wa」のデザインを
70号から関わらせていただくことになりました。
それに伴って、ロゴデザインもリニューアルをすることに。

これまでのwaのロゴデザインの流れを見ていくと、
手書き書体から、可愛らしくかつどっしりとした書体、
そして円で構成する造形のロゴへと移り変わった経緯があります。
そこで、FFACのロゴとのバランスも見ながら、書体と造形の中間のマークをご提案しました。

そこにもう一つ、アートを見つける「FFACの目」の要素を入れて、人の存在が立ってくるようにしています。
目はよく見てみればwaの文字に部分的に生まれた「穴」であり、
表紙からFFACが伝えるアートの世界へと導いていくものであります。

アートディレクション・デザイン＿前崎成一
2016.jun