Life Style | Yadokari

築150年の古屋敷に縁あって改修しながら10年間住むことになりました。その暮らしを紹介する宿借日記です。
kaede

もうすぐで1年

去年の今頃は、この家に住む為に大工さんの仕事の脇で、
壁を塗ったり、掃除をしたり、風呂場の蛇口づくりをしたりと
DIYを忙しくしていました。
現場を見に来られたお客さんからは、良く決めたねと驚かれたことに
(これは今でもよく言われるのですが。。。)
当時はその大変さが想像がついてなくて、
「はぁ…。」ぐらいの調子で返事をしていたことを思い出します。
今でも本当の大変さを把握出来ていないのかもしれませんw。

5月9日で1年を迎えます。
移り行く自然の姿は、時にはかなく時に残酷で美しく心奪われます。
数えられないほどの経験を家族と一緒にしてきました。
この家が教えてくれる事は多く、
またこの家に沢山のご縁をいただきました。
良い事ばかりではなく、しんどい事もけっこうあるんですが、
後悔をしたことはありません。

これから気温が上がるにつれ、ケモノ達は勢いづき
湿度が上がるにつれ、見えないはずの菌が姿を現してきます。
やらないと行けない家事は山ほど、
有り難い事に仕事のお話も色々と、
地域の関わりも去年に比べるとどんどん増えていきます。

あぁ、これからどう流れていくんだろうと家族と話しながら
とりあえず、今日を大切にしようということで落ち着いています。

これまで、支えて下さった皆さん、本当にありがとうございます。
そして、もっともっと頼らせて下さい、よろしくお願いしますw。


聚落の壁に、灰汁止めを塗って、2度珪藻土を塗る。かなり手間のかかる仕事でした。


作業の途中につくった、ロケットストーブで即席ラーメンを頂く。旨かったぁ。


大工さんの仕事をちょこちょこと見るのが好きでした。


2階は住んで半年以上この状態で、虫もケモノもなんでもウェルカム!


そしてつい先日、念願の猿との遭遇を果たしました(笑)。

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