とあるパリの街角パン屋さんへ
九州ちくご元気計画という厚生労働省の雇用創出事業で、講師をさせていただいてます。
その担当の研究会に大川町にあるパン屋さん「パリモンスリー」。
ここは研究会を5回ほど開いていますが、当初の相談は移転して客足が減ったのでPRを強化したいということでした。
そこでまずはヒヤリングを行い、いろんな問題点を吐き出してもらい整理していくところから取り組みました。
問題点は、
●お店に入ってパン屋さんか分からない。
●今の人員では、たくさん品数を揃えられない。
●価格設定に問題がある。
●ランチが伸びない。などなど出てきました。
パン職人の古賀さんは、フランスパンを日本に持ち込んだビゴ氏の店、(もう一人はカルベル氏)
そして東京ダロワイヨで修行。
フランスに渡り伝統と歴史のある菓子学校、ルクセンブルクのオーヴァーヴァイス、
帰国後東京トップスでケーキを学び
1990年に大川市榎津でパリモンスリーという名前でパンと洋菓子のお店を開かれています。
2004年に小保町の肥後街道沿いに「パリモンスリーショコラショコラ」として移転。
フランスをこよなく愛し、本場フランスパンの味を作り続ける古賀さん。
洋菓子もしっかりと修行し腕のある古賀さん。
パリにはモンスリー公園という観光名所ではないけど、パリ市民に愛される公園があり、
その名をフランス語の先生に付けてもらっている古賀さん。
大通りからの移転で客足が遠のき、色んなお客さんの要望を受け入れ過ぎてしまって、
結果本来の姿が見えづらくなっていました。
古賀さんは「僕の心にはフランスの味と経験がずっと残っていて、それが原点。」と言われます。
目標がはっきりとしてきました。「大川の、とあるパリの街角パン屋」が合言葉。
メイン通りでドーンと輝くパン屋ではなく、路地裏で街の人々から親しみ愛されるパン屋さん。
店内は主役のパンが一番目立つようにこれから考えていきます。
店名はショコラショコラを外して、パリモンスリーへ。
看板にはフランス語で「Jetais a Paris 1986(1986年、私はパリにいた) 」と新たにしるされてます。
情報発信もタンブラーを利用して正統なフランスパンを食べたい人に届くように始めています。
看板メニューは「フランスパン」と「パンドミー」。
ランチはパリモンスリーのパンを一番美味しく食べられるものに。
焼きたてパンをおかわり自由で、パンが主役のランチメニューにリニューアル。
何でも入ったお手頃価格ではなく、こだわりや美味しさ追求に対する適正価格で取り組みます。
ようやく情報発信の準備が整ったところです。
これから古賀さん、奥さん、そしてスタッフのしまさんの3人が輝けるお店作りを
残りの研究会で出来るところまで突っ走っていきます!
大川市のとあるパリの街角パン屋「パリモンスリー」
電話0944-87-6919 福岡県大川市小保173 営業時間 8:00~19:00 定休日 月曜日
原点に戻る舵をとったばかりです。こまめにチェックしていってください!
昨日の研究会は後半、簡単に携帯からでもUPできるよう設定&簡単に綺麗に撮れる写真講座をしたりしてます。
元気計画でもパリモンスリーのこと紹介されてますので、是非。九州ちくご元気計画「とあるパリの街角パン屋で研究会」