2017年に入り最初の旅は雪国の蒜山へ。
何度か冬に伺っていたのですが、今年はこれまでにない大雪で
蒜山耕藝の高谷夫妻は連日寒い中雪掻きという肉体労働。
車の移動は、道中溝にはまって立往生する車も多く、
視界は悪くスリップする状況での運転によって時間も余計にかかってしまいます。
雪国の厳しい生活を目にして自然に対する畏れを抱かずには入られません。
しかし、雪がやんだ朝はそれはそれは美しい光景が広がり何度も足を止め
カメラのシャッターを切りました。

今回は、加工場で○餅のパッケージ詰めを一緒に体験させてもらい
（豆腐づくりを蒜山でされる予定の松井さんとも会えました。）
美味しい食事をいただきながら、去年を振りかえり今年のことを考え語り合いました。
二人になり変化し続けながら農場を営まれる蒜山耕藝の姿を見て
今年一年しっかり頑張ろうという気持ちになります。
暮らしの中で一番幸せな時が「食べること」と即答される蒜山耕藝のご飯は
食べると幸せが心に満ちていくようで、疲れた体も癒されました。
これから色々と計画しているデザインツールをしっかりと形にする一年にしたいと思います。

 

写真＿前崎成一
2017.Jan