9月11日、12日と岡山県蒜山へ行ってきました。
蒜山耕藝の皆さんとは季節が変わる頃に、田畑や食卓で「今」を確認し話し合っています。
今回は、訪問中にオカズデザインさんもいらっしゃって、毎食オカズ料理を楽しめるという
それは贅沢な食卓でした。

前回、くどでの初のイベント「藝の食卓」でお邪魔していた時は、
田んぼの除草をされていていたり、畑は夏野菜の収穫が待ち遠しい状況でしたが、
この時期は、田んぼの周りの溝を掘り土の中の水と空気の流れを管理し、その成果を確認。
そしてイノシシ対策など収穫前にできる限りの準備をされていました。
畑は夏野菜も終わりで、数少ない収穫をいただくくらい。そして冬野菜の準備に。
「結果が全て、そうじゃないと僕ら食べてけない」と裕治さんが笑いながら言われた一言が
心の中にズッシリと残っています。
3年ほど見続けている蒜山の風景は、日々田畑と向きあわれていることの現れであることを
ようやく頭ではなく心で理解できた気がしました。

蒜山耕藝の食卓「くど」は、この夏オカズデザインさんによる食卓で賑わいを見せました。
くどでの結果もまた日々の取り組みによるもの。
主体的に活動する蒜山耕藝の皆さんと、客観的にイメージする僕と、
話し合いながら課題やこれからやっていきたいことを確かめていきました。
その後は、美味しくお腹いっぱい幸せが広がる料理の数々。会話が弾まないわけがありません。
心からご馳走様でした。
もう少しで蒜山耕藝の新米だー！

蒜山耕藝の食卓「くど」　〒717-0513岡山県真庭市蒜山下和1418-2　TEL 0867-45-7145
オープン日はWEBでご確認ください。TIME：11:00〜17:00
○農繁期は、急にお休みを頂く事がありますので、ホームページをご確認ください。

 

写真＿前崎成一
2015.Sep