板場の商品開発
板場合同会社では、地域のおばちゃん達に雇用をということで
様々な商品開発に取り組んでいます。
そこで出来た商品がえのはの押寿司と滋味どれ(朝と夕)・滋味だれの3点
エノハとは、川魚のヤマメのことですが、姿が榎の葉に似ている事から、
竹田ではそう呼ばれているそうです。
押寿司のエノハは、板場合同会社メンバーの森田さんが養殖をされたもので、
養殖場の敷地内に湧き水がある素晴らしい環境の中で育った、
体長30cmを超える大エノハです。
そのエノハの美味しさを、板場の知恵で最大限引き出された押寿司。
パッケージデザインは、紙箱で作るために中身が見えないので、
大きなエノハであることを表現する為に、
エノハの木版画を蓋一面にのせるだけ、他は必要最小限の情報を入れています。
また、エノハの身が綺麗なピンク色なので、
その良さがでるように箱は銀1色でまとめました。
実はこの商品、薬膳の材料を使ったドレッシングだったので、
当初は「かける薬膳・のせる薬膳」という名前で進めていました。
しかし、「薬膳」という表記は効能を期待させる紛らわしい表現ということで、
名前変更を余儀なくされ「滋味どれ(朝と夕)・滋味だれ」へ。
商品開発の初期から関わらせてもらえたことで、
制作過程におこる様々な問題に立ち合うことになりました。
プロデュース_江副直樹(株式会社ブンボ)
デザイン_前崎成一
プロジェクト_たけた食育ツーリズム
Sep. 2010




