鹿央地域加工品磨き上げ事業
昨年から月に一度、熊本県の地域づくりチャレンジ推進事業を活用した
鹿央地域加工品磨き上げ事業(事業主体:山鹿市)で、
鹿央華はな会という商品開発グループの売れる商品づくりのお手伝いを目的とした会議に
アドバイザーとして参加させていただきました。
この鹿央華はな会は、物産館の松井館長が代表となり販売者と生産者と加工業者と
その他プログラマーや指南役まで色んな業種の方々が一つになって
鹿央町の顔となる商品づくりに取り組む目的で発足しました。
その商品づくりのパッケージなどデザイン面でのアドバイスをということで、
お話を頂き、商品について、包装について、売り場について、原価についてそれぞれの商品を一通り
検証していきましたが、個々の商品を磨きあげていく事以上に大切なのは、
鹿央華はな会自体のブランドづくりであることをお伝えしました。
華はな会は特殊なメンバーで構成されていて、それぞれの視点からの商品に対する意見交換生まれている。
そのことが魅力であり、核となることを共通理解とし、いかにその事を基盤として会が継続していくかを
その後の会議では考えていくことになりました。
会議は、会議室から現場の物産館や加工所など、実際の作業をみんなで検証する事で、
作業工程はもっとこうすればとか、この作業や素材だったら金額はあげた方がいいとか、
売り場では小分けの方が売りやすいとか、こんな食べ方を提案してみてはと、
実りのある話しがいくつも出て来ていました。
「売り手作り手会議」と題した会議自体が、この鹿央華はな会の軸になり、情報発信されることで
商品と、商品づくりをする人、それを売る人の魅力が伝わり、
そのユニークな取り組みを目指し人々が物産館に集い、鹿央町の観光スポットになっていく。
そのイメージをメンバー全員が共有するところまで行き着きいたのではないかと思っています。
会議以外でも、山鹿灯篭浪漫百華百彩という山鹿市のお祭りにブースを出し
商品の販売とアンケートをとる等されて、お客さんの生の声を商品づくりに生かれています。
合計4回の商品ブラッシュアップ会議を通して、お題とは少しそれたところもありますが、
鹿央華はな会が継続して活動ができる基盤づくりのアウトラインくらいはできました。
商品の磨き上げは販売までではなく、それを生業とする限りずっと続くものですので、
この「売り手作り手会議」を軸に、みなさんが歩み寄りずっと続いていくことを願います。
これからの活動はFacebookで見れるので楽しみにしています。みなさんもぜひご覧ください。
そして、熊本へ旅行の際は鹿央町へ〜!
この会議運営では山鹿市担当職員の方々や隣町の観光協会の方にも多大なサポートをしていただき、
本当にありがとうございました。
そしてもう一つ、僕をご推薦してくださったTさん(名前を隠す必要もないのかもしれませんがw)にも感謝します。