福岡県うきはで、菜の花を栽培し菜種油を作っている農事組合法人「大春の里」。
メインの菜種油の他に、蕎麦を栽培されていてそば粉や乾麺も作られています。
六次産業アドバイザーでもある、営業プロデューサーの田中美智子さんよりご依頼があり、
ロゴデザイン・菜種油・そば粉のパッケージデザインをさせて頂きました。

大春の里代表の荻さんと、田中さん、そして市の農業支援課の皆さんと一丸になって
この菜種油とそば粉の良さを考えて行きました。
作り手の方は皆さん60代のおじちゃんで、昔ながらの安全安心な菜種油を次の世代に
残していきたいということと、菜の花の美しい風景を人々に楽しんで欲しいという想いがあります。

その大春の里のシンボルであるロゴマークは、
昔ながら・レトロといった印象を持たせながら、今の料理をする女性に届くように
デザインを仕上げています。
また、おじちゃん達が菜種油やそば粉を作るので、
パソコンで作るスマートなラインを除き、マークや書体もフリーハンドで全て作り上げています。
また、パッケージも同様にフリーハンドで作成。ネーミングも一緒にご提案しています。

プロデュース＿田中美智子（株式会社トータルオフィス・タナカ）
ディレクション・デザイン＿前崎成一
May 2013