gallery白田 DM 2013
京都丹波にある素敵な場所、農家を移築した母屋に、アスプルンドの建築を思わせる懐玄軒(かいげんけん)、
そして、室内が真っ白のgallery白田。
ここで、暮らし活動されるのは、陶芸家の石井直人さんと生活道具をデザインする石井すみ子さんです。
全体を称する独華陶邑(どっかとうゆう)のホームページをデザインさせてもらってからのお付き合いで
催事のDMのお手伝いもさせてもらっています。
今回も、魅力的な催事を企画されましたので、お知らせします。
石井すみ子さんとお仕事をよくされる、木工作家の川合 優さんが、
白田の空間を全て作品で展示する「A ROOM」という木工展と、
同じ敷地内の懐玄軒では、様々なジャンルで活躍される方々が
それぞれ考える「台所」が展示されます。
どちらもとても楽しみな展示会なので、ぜひ多くの方に見てほしい展示会です。
2013年 7月5日[金]―15日[月] 11:00―18:00
(以下DMから抜粋)
川合 優 木工展 「A ROOM」
gallery 白田
コムバックチェア ・テーブル・和紙張りの棚 ・い草紐スツール・ 盆
ギャラリー白田の周囲は雑木林。裏は山。田園と山間の環境にあり、地元の杉材で作った小さな小屋。室内は白い土を塗った空間。建築を学び、木工の道を選んだ川合氏が、その空間をひとつの部屋に見立てて、家具や道具を作ります。自然豊かな環境から発生するひとつの事象として。
仕事と建築 「台所」
懐玄軒
● 久住章 「かまど」 ● 河井敏明 「かぐ」 ● 柳原照弘「蒸篭」 ● たまおきともこ 「WORK ROOM +DINING KITCHEN ROOM」
それぞれの分野で、その道の在り方を独自の視点で探求されている方々に、「台所」について考えていただいた。空間や道具、感覚に訴えるもの、古代からの家の中心であるかまどなど。「台所」では、日々、生死の儀式が行われている。あらゆる感覚と方法を使って、食材を作り、採り、選び、調理し、道具を使い、器に盛る。そして、美味しく食べる。生の存続と、循環の営みがそこにある。その感覚をいきものとしての人間的な感覚を呼び覚ますものとして探っていくと手の仕事に到着する。自ずと私達が見つめるべきものが見えてくるかもしれない。
〈ワークショップ〉
丹波の土でかまどをつくる 久住 章
7/6(土)・7(日)10:00 〜 17:00 各日とも 8 名様 (1日 3000 円 お茶お菓子付 お弁当持参 or 予約弁当 別途 1000 円)
丸太を割ってスツールをつくる 川合 優
7/13(土)13:00 〜 17:00 9 名様(3000円 お茶お菓子付)
※ワークショップはどちらも先着順になります。
gallery 白田 〒622-0233 京都府船井郡京丹波町森山田7 tel 0771-82-1782
撮影_独華陶邑
デザイン_前崎成一
June. 2013