2007年のお店のネーミング・ロゴデザインから始まり、
現在もブランディングのお手伝いをさせてもらっている木本家具工芸社。
環境に出来るだけ負荷がかからず、尚かつ上質で美しいものをお届けするお店です。

上質な物をお客さんに提案し、大切に長く使ってもらうことが理念としてあるお店の名前。
打ち合わせを重ねKifuL（キフル）とご提案しました。
これは「着古す」という言葉から発想しています。
通常洋服などに用いる言葉ですが、暮らしを着古すというのもこれからの考え方として良いのではないでしょうか。
また、Kimoto Furniture Livingの頭文字を合わせてもいます。
着古すとは、古くなるまで着る事。
当たり前の事ですが、物を大切に使ったという証でもあります。
家族が家具を使い慣らし、大切に次の世代へ受け継いでいくという願いを込めています。

3年程情報発信のお手伝いを計画的に行っているお店ですが、
2010年の店舗移転を機に飛躍のため、コンセプトを見つめなおし、デザインワークを進めています。

ディレクション・デザイン＿前崎成一
sep. 2007