みやまのミセスサロンへ
九州ちくご元気計画の講師として、昨年研究会に関わらせていただいたお店「里沙の店」の
ホームページができたのでご紹介します。
里沙の店は、1階に婦人服とカフェ、2階にエステやギャラリー、文化セミナーなどの複合施設で
女性にとって美しくイキイキとなる要素たっぷりなお店です。
研究会の名前は「マドモアゼルの館研究会」w。
当初元気計画の相談内容は、ランチで提供するキッシュの商品開発で入りました。
しかし、このプロジェクトは依頼主が赤い絨毯が欲しいといって、
赤の絨毯をそのまま準備したりするものではないので、
そもそもどうしてランチにキッシュなのか?
そもそもなぜランチをするのか?、最終的にはそもそも里沙の店は何なのか?
というところまで掘り下げて、1年間かけてコンセプトワークを行って行きました。
—里沙の店は、女性の「笑顔」を応援するミセスサロン—
ランチのキッシュを検討する前に、数回は里沙の店が何者なのかを皆さんで話し合うところから始めました。
里沙の店は様々なサービスが混在しているので、まずは整理整頓とスタッフさんの役割把握から。
○ 一番のメインは50〜60代向けの婦人服。
○ 里沙さんの娘さん(有子さん)が、エステティシャンで、化粧品の販売やエステを担当。
この美容部門を今後充実させていきたいという目標も。
○ お店を移転してから、新規のお客様が入りやすいようにカフェをオープン。
○ ギャラリーや様々な文化サークル、イベントも集客の為に沢山開いている。
このような取り組みを何の為に行っているのかをお尋ねすると、
「女性の集まる場をつくりたい、女性を美しくしてイキイキ輝いてほしい」という返事が。
公共の場でなくお店でありながら、婦人の憩いのサロンなんてとても良いコンセプトです。
—新しいお客様が入りやすくなるランチメニュー開発—
そもそもカフェを始めた理由は新規の集客を目的とされていたことだったのですが、
その事で手一杯になり、他のサービスが疎かになっている現状でした。
そこで、ランチメニューのコンセプトも考えながら、ランチメインメニューを検討。
女性を内側から美しくするもので、里沙の店らしさを考え試作を重ね、
最終的に、地元の野菜を使った、香辛料たっぷりの手作りカレーへ辿り着き、
これをメインで販売し売れるまで続けて行くという決意を固めました。
—里沙の店の情報発信—
これまで、里沙の店での情報発信は、会員登録されたお客様へ毎月発行されている
2つ折りの「ほっと通信」という冊子のみです。しかも里沙さんご自信が制作。
そこで、冊子を発行する目的から、表紙の役割や紙面づくりの方法、
最終的には、餅は餅屋ということで、企画や文章づくりは里沙さんが担当し、
制作に関しては、ご友人でウェブの仕事をされていた鶴田さんに毎月お願いするような
仕組みづくりを行いました。そして今年に入って、鶴田さん制作によるウェブサイトが完成。
これから、ネットを使った情報発信にも期待しています。
このウェブと冊子と空間を連動させ、女性を笑顔にしたいという里沙さんのメッセージを
常連さんから新規の方を届け、婦人の楽しめるお店づくりをして頂けたらと思います。
里沙の店
福岡県みやま市瀬高町本郷1348-4 TEL0944-63-7277